前歯の隙間・すきっ歯・ガタガタの歯があると…
乳歯列期の軽度のすきっ歯は、一般にそれほど心配する必要はないものとされています。永久歯への生え替わりによって、改善されることが多いためです。
ただ、確実に自然に改善されるものではありません。特に前歯の隙間の場合は、見た目上の問題をお子さんが気にすることがあります。また、食べ物も挟まりやすくなります。
そういったときに有効なのが、7~9歳の混合歯列期に使用できるマウスピース型の矯正装置「インビザラインファースト」です。
子供用に改良されたインビザラインファースト
インビザラインは近年急速に普及し、その名も広く知られるようになりました。
もともと成人の矯正治療用だったインビザラインを、子ども向けに改良したものが「インビザラインファースト」です。
基本的には、大人が使用するインビザラインと同じ特徴を持ちます。
インビザラインファーストの特徴
- 透明で薄いため、目立ちません。
- 食事、歯磨きの際には簡単に取り外せます。
- 食べ物が装置に詰まる心配がありません。
- スポーツ、楽器演奏などへの影響はほとんどありません。
- 痛みが少なくて済みます。
- 金属アレルギーのリスクがありません。
1日20時間の装着が必要であり、簡単に取り外せるため、お子さんご自身の意志・協力も欠かせません。そういった条件をクリアすれば、周囲からの目が気になり始める年齢でも安心して使用できる、優れた矯正装置です。
インビザラインファーストのメリット
- 透明で薄いため、目立ちません。
- 食事、歯磨きの際には簡単に取り外せます。
- 食べ物が装置に詰まる心配がありません。
- スポーツ、楽器演奏などへの影響はほとんどありません。
- 痛みが少なくて済みます。
- 金属アレルギーのリスクがありません。
インビザラインファーストのデメリット
- 1日20時間の装着が必要である
- 簡単に取り外せるため、お子さんご自身の意志・協力も必要です。
- 適応できない場合があります。
インビザラインファーストの適応年齢について
インビザラインファーストは乳歯と永久歯が混在する時期(混合歯列期)における矯正システムです。
理想的な適応年齢は6歳〜9歳くらいで、「6歳臼歯と前歯が2/3出ている」状態です。
インビザラインファーストの治療期間について
半年〜長くても1年半前後です。
その後は、永久歯が生えそろうまで経過観察を行います。
永久歯に生えそろってから必要があれば2期治療(成人矯正)を行います(1期治療の差額で対応します)。
どれくらい付けないといけないか
1日におけるマウスピースの装着時間は、計画通りに歯が動くかどうかに大きく影響します。
1日に20時間以上の装着が必要ですので、睡眠時も含め、食事や歯磨きなどの時間以外は、日常生活の中でマウスピースをつけている必要があります。
きちんと時間通りマウスピースを装着することができなかった場合には、治療期間が長くなる可能性が高まります。
インビザラインファーストの費用
※税込み価格です。
初診相談 | 無料 |
---|---|
精密検査・診断 | 33,000円 |
インビザラインファースト | 440,000円 |