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2020.10.13

舌の役割とは?

舌の役割とは?みなさんは舌の役割ってご存知でしょうか?

「食べ物の味感じる」
「言葉を話すときに動かす」

などは想像がつくかもしれませんね。

しかし、舌にはとても重要な役割がありますので、お話ししていきたいと思います。
舌の役割には大きく以下の4つがあります。

舌の役割

  • 味を感じる
  • 発音に使う
  • 飲食物を噛んだり、飲み込んだりする
  • 歯並びを整える
「味を感じる」

舌の表面には白い苔のようなものがあり、味蕾(みらい)と呼ばれます。
この味蕾は味を感じる細胞で、甘味・苦味・塩味・酸味などを感じ取る働きがあります。
この味蕾があるおかげで、食事をしたときにおいしく感じ、楽しむことができます。
味蕾は乳幼児では約1万個あると言われており、成人につれ徐々に減っていきます。

「発音に使う」

声を出すときは、肺から出せれた空気が声門を通り、空気が振動することで発せられます。
舌は喉の方まで繋がっており、発音する際はいろいろな動きをし、様々な発音ができるようにできております。
舌をうまく使えていない場合は、滑舌が悪かったり発音がうまくできなかったりします。

「飲食物を噛んだり、飲み込んだりする」

舌は筋肉でできていますが、他のどの筋肉よりも器用に動かすことができます。
食べ物を咀嚼するとき、舌は食べ物を移動させて噛みやすくしたり、噛む際には他でものを固定して噛みやすくしています。

噛んで小さくなった食べ物を集めて食塊と呼ばれる塊にし、また歯のところへ移動してはより細かく噛み砕き、飲み込みやすい状態にしていきます。

食べ物が十分に細かくなり、飲み込めそうな大きさになると、舌は食塊を喉の奥の方へ送りだります。
食べ物を食べる咀嚼や飲み込む嚥下をスムーズに行えるように、食べ物と唾液を混ぜ合わせる役割も舌にはあります。

ですので、老化や病気などで舌の筋力や働きが悪くなると、食べ物が噛みにくくなったり、噛めても飲みにくくなります。(接触嚥下障害と言います)

歯並びを整える

実は舌の状態によって、歯の並びが悪くなることがあります。
歯の並びは遺伝的な要因もありますが、舌が内側から押す力と、頬や唇が外側から押す力のバランスの取れた場所に並びます。

ですので、幼いときに、舌の位置が悪かったり、舌を出す癖、舌を噛む癖などがあると、力のバランスが崩れ、歯の並びが悪くなってしまいます。

このように、たくさんの役割を持つ重要な「舌」。
日々使っていると、時折舌が痛くなったり、舌に口内炎ができたり、腫れたりすることもあると思います。

歯医者、歯科医院では「歯」だけ見るのではなく、歯茎や舌、顎の関節や顔の筋肉など「お顔周りのこと」を見ております。

歯以外にも、そういった部分で気になる、痛みがあるなど気になることがありましたら、是非一度ご相談ください。