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2020.09.11

自力で歯を白くすることはできません!

自力で歯を白くすることはできません!最近こんなニュースが流れていました。

「自分で歯を白くする動画が流行っている・・・」

内容としては、紙やすりや爪やすりで歯の表面を磨いて白くしている、あるいは化学薬品を入手して歯に塗り白くしている、というものでした。
その様子を、今話題のTikTokなどのSNSに載せて、多くの人がそれを見て真似をしているそうです。

以前にも、「激◯ちくん」などのスポンジで歯を磨くと歯が白くなる、という噂が広まり、真似する人が多かったため、歯科医師が注意を促したことがあります。

確かに歯を白くすることはできるかもしれませんが、絶対に真似しないようにしてください。

原理としては、やすりや汚れ取り用のスポンジで歯の表面を擦ることで、歯に付いている着色成分などを取り除き、歯の色が白くなります。
一時的に白くなるかもしれませんが、同時に歯の表面の大事なエナメル質まで削ってしまう恐れがあります。

やりすぎて、エナメル質が削れていってしまうと、エナメル質の内側にある象牙質が露出してしまう恐れがあります。
そうなると知覚過敏で歯がしみるようになりますし、場合によっては痛みに変わり、歯の神経を抜くことになるかもしれません。

また、硬いエナメル質と違って、象牙質は柔らかく、むし歯になりやすいです。
そこまで削れなかったとしても、天然の歯のツルツルした表面が傷がつくことで、今まで以上に着色がつきやすくなります。

傷ついた歯の表面は、もう元には戻らないので、今の歯を大切にしてください。
また、化学薬品を入手して歯に塗り白くしている方もいるみたいですが、使用する過酸化水素はとても危険な薬品です。

濃度によっては「劇薬」に分類されるもので、皮膚や粘膜につくと損傷する危険があります。
目に入ると失明するおそれもあります。

危険ですので、絶対に自分でやろうと思わないでください。
もちろん我々もホワイトニングをする際には使用しますが、きちんと免許を持ち、取り扱いの講習を受け、最新の注意を払って使用しております。

歯の色が気になる、歯を白くしたい方は、ホワイトニングによって歯の色を安全できれいに白くすることができますので、気になる方はぜひ一度歯科医院にお尋ねください。

また、インターネットやSNSの情報をなんでも鵜呑みにしないように気を付けないといけないですね。
特にお子さんは、まだ自分で判断できなかったり、大人以上に信じ込む可能性があるので気を付けましょう。