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2020.02.26

ぶつけて歯が抜けてしまったら。。。

今回は転んだり、ぶつけたりして、歯(とくに前歯)が抜けてしまった際の対処法について、お話します。

ぶつけて歯が抜けてしまったら。。。

子どもさんでしたら、遊んでいて壁や友達とぶつけたり、自転車で転んだり、スポーツをしていて前歯をぶつけることがあります。大人でしたら、それに加えて酔っていて転んだり、ぶつけたり、中には子どもが急に立ち上がり歯をぶつけることもあります。

グラグラするだけならいいのですが、衝撃が強いと歯が抜けて取れることがあります。
おそらく、痛みが強かったりパニックになり冷静さを失ってしまうかもしれませんが、状態次第では歯は元に戻せる場合がありますので、覚えておいてください。

歯は歯ぐきの中の歯槽骨という骨で、根っこが支えられています。根っこの周りには歯根膜と呼ばれる組織があり、その歯根膜がきれいに残っていると、一度抜けてしまった歯でも、もとの様に戻せることがあります。

歯根膜の組織は乾燥に弱く、20〜30分ほど乾燥状態にあると死んでしまうといわれています。

ですので、歯が抜けてしまったら、その歯を乾燥させないようにする必要があります。
抜けた歯の保存液としてよく言われるのが牛乳です。浸透圧やphが体液に近いためです。

しかし、家の中での事故出なければ、なかなかすぐには準備できないと思いますので、その場合は飲み込まないように、お口の中で唾液に浸しておきます。
いずれにせよ、歯根膜が状態良く残っていることが重要ですので、たとえ砂や汚れがついていても、水や消毒液で洗わないようにしてください。

そして、なるべく早く歯科医院を受診してください。
もちろん、すべての歯が元のように戻るわけではありません。

歯根膜が大きく傷ついていたり、頭部の打撲や骨折、皮膚の裂傷などで医科の受診が優先され時間が経ってしまった場合、歯が細かく割れてしまった場合は困難なこともあります。
もしも、衝撃で歯が抜けてしまった場合は、冷静になり、この話を思い出してください。